derivatives and money
引き続き“マネー”についてお話します。
「“マネー”はしくみである。」と述べました。
それについて知るには“デリバティブズ”を理解する必要があります。今日の金融そして“マネー”を理解するには“デリバティブズ”の知識が欠かせないといえます。
“デリバティブズ”には日本語では「金融派生商品」と訳されています。“デリバティブズ”は英語のderivativesでその単語は“derive”という動詞に由来しています。「派生する」という意味です。しかし、そのような語源や言葉の意味を知ったところでは本質的な理解にはつながりません。ここではそのような言葉(”デリバティブズ“)をそのままカタカナで受け入れてほしいと思います。
“デリバティブズ”とは形のある“商品”ではありません。それは概念にすぎません。実体が見えないのでわかりにくいかもしれませんが、「概念」であるというところにその本質が隠されているのです。そして、今日の金融そのものがもはや概念にすぎないのです。その概念がしくみをつくっています。“マネー”がまさにそれです。「“マネー”はしくみである。」というのはそのような意味です。
私がこれまで“マネー”を“デリバティブズ”と同列で扱っていると述べてきたのは以上が背景にあります。
“オプション”も“デリバティブズ”の一つです。
こうしてみてくると、“オプション”が“マネー”と同列であることに気づくと思います。