volatility and reality
以前以下のことを述べました。
「“ボラティリティ”とは本質的に何かを理解するには「仮想空間」や「仮想的現実」を理解する必要があります。“稼ぐ”には「デリバティブズの本質」や「マネーの本質」の理解が欠かせません。」
ボラティリティには“ヒストリカル・ボラティリティ”(HV)と“インプライド・ボラティリティ”(IV)の2つが2つの種類があるのを既にご存知だと思います。
私はこれらをいずれも数値でしかないのですが本質的に大きな違いがあると考えています。それらは、いわば、「物理的空間」の“現実”と「仮想的空間」の“現実”です。HVは実際の測定値です。それは「物理的空間」の存在する物体の大きさの測定に似ています。一方、IVは人間の感覚や感情や反映された数値で実際の測定値ではないのです。あるい意味では“イル―ジョン”(幻想)といえなくもありません。
IVはオプションの価値に大きな影響を及ぼしています。そして、それはマーケット(「仮想空間」)で生み出されるマネーの量とも関係しているのです。
このように考えるとマネーやオプションに絡んで一見何の脈絡もないように思えたさまざまなパーツがつながっていることに気づき驚かされます。