money, derivatives and virtual reality

発行日:2015年06月22日

オプションの実践を学習するのが目的なのに、「仮想的空間や「仮想的現実」など話が飛躍しすぎてわけがわからないと言った印象を持たれている方もいらっしゃることでしょう。あるいは、興味があるものの今ひとつそれらとの関係とオプションの実践が結びつかないピンと来ないという印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

オプションに興味をもちその取引実践をするにあたってオプションのしくみや理論を学習するとそのような教科書的な知識や理解が本質を掴む上でどうしても妨げになると思われます。例えば、オプションの理論を学ぶと必ず出てくるのがブラック=ショールズ公式に代表されるオプション理論価格算出モデルですが、それ自体本質的な内容を含んでいないのです。

本質的なことはシンプルながらより深いところにあります。
極端ですが、オプションをモノにするにはオプションそのものについて学習する必要はないのです。かえって、事の本質が見えなくなります。なぜなら、オプションの本質はオプション以外のところにあるからです。それはデリバティブズとは何か、マネーとは何かといったことです。

そのようことを突き詰めていくと普通とは異なる現実、物理的空間とは異なる空間の存在に気づかざるをえなくなります。それが「仮想的現実」であり「仮想空間」です。そして、“存在”とはなにかといったことを自然と考えるようになります。このようなことは単なる哲学ではありません。物理学的、数学的命題でもあるのです。このようなことを通ることなくマネーの正体やその本質が掴めません。