jun 2015 no3

発行日:2015年06月19日

<OCFC通信>

先週号レポートにおいてOCFC戦略によっていくら稼げるのかといった話をしました。そして、オプションのもつ“凄まじい威力”について述べました。たしかにそれを利用すればだれでも稼げます。そのような話を聞けばだれもがてっとり早く稼げる道を探ることでしょう。本レポートで紹介するボラティリティが高い水準にある株式オプション銘柄に飛びつき、さらに、他にボラティリティの高いよりよい銘柄はないかと自分で探したくなる衝動に駆られるかもしれません。

本レポートの執筆者でありOCFCの運営を担っている私が最も恐れているのはそのような“手っ取り早い道”に一直線に飛びつく姿勢です。そうなれば本レポートに掲げた<OCFC通信>の記述や<オプション通信>の解説は目に留まらなく恐れがあります。オプションのもつ“凄まじい威力”が“儲け”につながるという目的に直結するような話の前には「仮想空間」、「仮想的現実」、「銀行の歴史」、「デリバティブズの本質」、「マネーの本質」といった話は退屈な御託にしか聞こえないかもしれません。

OCFCが目指しているのは“オプションをうまく利用すること”に付きます。それがオプションを生活や事業に、そして、資産運用に役立たせることにつながります。“「仮想空間」のマネー”であろうと、“「物理的空間」のマネー”であろうと、マネー自体に何の価値もありません。それをうまく利用して初めて価値がでます。そのために、「仮想空間」、「仮想的現実」、「銀行の歴史」、「デリバティブズの本質」、「マネーの本質」といったことを理解する必要があるのです。

「オプションをうまく利用すること」は“デリバティブズ”の概念をうまく利用して初めて可能です。そして、それがマネーをうまく利用することにつながります。なぜなら、今日的マネーはデリバティブズの概念と本質的に同じだからです。