virtual reality and reality, again

発行日:2015年06月10日

“仮想的現実”と“現実”についてお話しするのは、オプションが“デジタル通貨”と関係があるからです。それがピンとくるとオプションを生活レベルで利用できるようになるでしょう。皆さんにはそのような話がピンと来るでしょうか。

“仮想現実”と“現実”の間に大きな壁がないという身近な例としてゲームの話をしたいと思います。パソコンやスマートフォンで行うゲームです。ファミコンの類です。ボードゲームとして囲碁や将棋あるいはチェスがあります。今日ではいずれもボード(盤)を用意して対戦相手が向かい合って座ってゲームをしなくともPCやスマートフォンで同じゲームを行うことができます。それは本物のゲームです。PCやスマートフォンのような電子機器のおかげで物理的に互いに遠く離れていてもゲームを行うことができます。「ボード(盤)を用意して対戦相手が向かい合って座って行うゲーム」は「物理的空間」のゲームであり、一方、「PCやスマートフォンを利用して行うゲーム」は「仮想空間」のゲームです。

個人的な経験に基づく話をします。
私はロンドンに住居を構えて同国に住んでいたときによくゴルフをプレーしに行きました。当時は今のようにインターネットやスマートフォンがありませんでしたが、ファミコンがありました。そのファミコンでもゴルフゲームを楽しんでいました。実際に、ゴルフ場に出てゴルフクラブを握りボールを打ち放つゴルフもファミコンで行うゴルフも同じルールのゲームです。ファミコンのゴルフもリアリティに富んでおりゴルフ場の素晴らし景色や自然を楽しむことができます。ファミコンでは実際にゴルフクラブを握りボールを打ち放つわけではありませんがそれと同様のことをして楽しむことができます。上記のボードゲームと同様に、一方が「物理的空間」のゲームでもう一方が「仮想空間」のゲームです。

私はゴルフレンジ(ゴルフの練習場)で実際にゴルフクラブを握りボールを打つ練習をしました。そして、練習の後でファミコンをしながらこんな冗談をよく言ったものです。「練習の成果をみてみよう!「物理的空間」で練習したゴルフの成果は当然ながら「仮想空間」のゲームでは表れません。それは冗談ですが、「仮想的現実」と「物理的現実」を考える上で興味深い内容を含んでいると思います。

「仮想的現実」と「物理的現実」は経済にも当てはめることができると思います。それについて掘り下げて考えてみたいと思います。