deposit as money

発行日:2015年06月08日

銀行の歴史として以前以下のことを述べました。
「現在のような形態の銀行が誕生したのは、17世紀ごろのヨーロッパにおいてだったと言われています。当時のヨーロッパでは貿易の拡大によって商業取引が盛んになり金が決済に使われそれを大量に保有する商人が多く出てきました。大量の金の保有するのは危険なのである特定の人たちに預けることになったのです。今日でいう「預金」に相当するものです。そして、その“特定の人たち”とは「ゴールドスミス」と呼ばれる金細工商でした。彼らは金庫を所有していたのです。
そして、「ゴールドスミス」は自分たちに金を預ける顧客に「預かり証」を発行しました。」

ゴールドスミスとは金細工商ですが、それは徐々に銀行になっていきました。金属の形で資産を持っている者はコインとゴールドバー(金の延べ棒)をゴールドスミスに預け、ゴールドスミスは預金伝票(預かり証)を発行しましたが、それは貨幣として使われました。「銀行にある預金が、物品貨幣を紙幣に変えたのです。

ここで預金について考えてみたいと思います。預金は英語で“deposit”といいます。それは「預け金」のことですが、証券会社の証券口座に預けたキャッシュも”deposit”といいます。銀行は他人から預かったキャッシュ(“預金”)を利用して新たにマネーを生み出す業務を生業にしています。それがバンキング(銀行業)です。

私たちも同じことができないでしょうか。証券口座(オプション取引口座)に預けたキャッシュは“deposit”です。それは他人から預かったキャッシュではなく自己資本ですが、それを利用して新たにマネーを生み出すカラクリ(メカニズム)をイメージしてみましょう。