volatility revisited

発行日:2015年06月01日

オプションのボラティリティについて改めて考えてみたいと思います。
「オプション価格決定のメカニズム」において最も重要なのはボラティリティです。この場合の“ボラティリティ”とは「インプライドボラティリティ」を意味します。

オプション価格(プレミアム)の変動は主として何によって起こるのか・・・それをまとめたものが以下の掲げたものです。

  1. 株価(原市場価格)
  2. IV(インプライド・ボラティリティ)
  3. 需給関係(オプション売り手とオプション買い手の勢力)
  4. 時間の経過
  5. デルタ

それらの中にインプライドボラティがあります。
オプションのインプライドボラティリティは株価とは決定的に違います。株価とは株式の値段です。株式とは企業の発行する株券(有価証券)で実体がありそれに企業価値を基にして値段がつけられ売買されています。一方、ボラティリティはそのような有価証券ではありません。株価の変動率を基にして算出された数字で実体がありません。

しかし、興味深いことに、その実体のない数字が価値を作り出しているのです。
この“価値”について考えてみたいと思います。