this is no trading as such
これまで述べたことを振り返ってみましょう。
マネーの歴史、銀行の歴史、FRBに代表される中央銀行、仮想空間(“バーチャル”)と物理的空間、仮想的現実と現実等について述べました。
いまひとつピンと来ないような話に聞こえたかもしれません。あるいはそのような事に全く関心のない方もいらっしゃるかもしれません。一体そのようなこととオプション取引の実践がどのような関係があるのかと訝しげに思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ここではオプションを株式トレードや先物トレードのように“キャピタルゲイン”を得ることを目的として“トレード”の対象物として扱っているわけではないのです。オプションを仮想空間において価値を生み出すデリバティブズとして扱っています。この場合の「価値」を“マネー”と置き換えてもいいでしょう。また、そのような“マネー”それ自体をデリバティブズのように扱っています。
「仮想空間」は“架空の”空間という意味ではありません。現実に存在する空間です。一般に我々が“現実”という場合、それは物理的空間を表しています。仮想空間はもう一つの空間でありそれもまた“現実”なのです。
以上の話は容易にピンと来ないかもしれません。しかし、オプションの本質を理解する上で、そして、オプションをモノにするためにはそのような話の理解が欠かせないのです。
ここで立ち止まって以上述べたことを整理してみてください。