mar 2015 no3

発行日:2015年03月20日

<OCFC通信>

以上は、現在日本でベストセラーとして売れている川村元気著『億男』という小説からの引用です。私はこの手の小説はあまり読まないのですが、ある雑誌に“マネー”をテーマにした本として紹介されていたので好奇心から読んでみました。そして、上述の箇所が私の目に留まったのです。

「金にはふたつの種類があるって知ってるか?」
「それは、入ってくる金と、出ていく金や」
「そんなの、あたりまえじゃないですか」
「そう、あたりまえや。でも、キミらみたいな貧乏人は、入ってくる金と、出ていく金をまるで別物やと思っとる。だから、目的もなくただ貯金してたかと思ったら、ある日突然浪費してみたりする。金というのは入ってくるんと、出ていくんとを組み合わせて初めて意味が出てくるのに、その意識がないんや。」

「金というのは入ってくるんと、出ていくんとを組み合わせて初めて意味が出てくる」・・・この部分は私がオプションの実践を通じて常日頃考えていることなので妙に納得してしました。

いつも掲げている以下の図(「インカムステートメント」と「バランスシート」)はまさに“金というのは入ってくるんと、出ていくんとを組み合わせて初めて意味が出てくる”を象徴しています。

bs

OCFC戦略は一般的概念の「トレード」ではないのです。同戦略はまさに入ってくるおカネと出ていくおカネの両方のフローが重要なのです。

そのために、マネーの今日的意味についての認識をあらたにする必要があります。その本質を知る必要があります。

この記事の続きは有料です。