070319
7月に入って数値が比較的大幅に減少し口座の“利益”の数字が膨らんだと思います。
その数字を見てつい笑みがこぼれたかもしれません。それは悪いことではないのですがそのような数字に心を動かされないことです。この場合の“利益”を英語で”unrealized gain”と言います。「未実現益」という意味です。それが“realized gain”(実現益)であっても同じことです。反対に、損失を”unrealized loss”と言います。「未実現損」という意味です。同様に、”unrealized loss”(実現損)であっても同じことです。それらの数字はオペレーションのプロセスの中で出てくる会計上の現象だと理解すべきです。ナンバーオペレーションにおいて最も重要なのはキャッシュのインフローとアウトフローです。そして、目標はキャッシュを増やすことです。インフローとアウトフローのうち最終的にインフローを多く取ることがオペレーションの目的です。PL(損益)ではなくキャッシュのインフロー/アウトフローをみることです。 インフローが儲け(稼ぎ)になります。
多くの人たちは損益に関してあまりにも「差額概念」に振り回されているように思われます。「差額概念」とは売値と買値の差によって生まれる利益や損失の考えを言います。それは売り買いに伴う実現損益や未実現損益のことですが、そのような数字に振り回されるとナンバーオペレーションの“本当の儲け”を失いかねません。“本当の儲け”とはキャッシュのインフローのことです。私たちは制度会計(法律が定めた会計原則)に支配されています。その呪縛から解放されなければなりません。それはナンバーオペレーションで“稼ぐために”最も重要なことの一つで、ノウハウの一部なのです。