no112817

発行日:2017年11月28日

<NOTICE>

お知らせです :
当クラブは月4週制です。第5水曜日及び第5木曜日に当たる11/29、11/30はレポートの更新がありません。

12月につきましては、12/4(月)からレポート(no120417)を更新します。12/1(金)はレポートの更新をせず(no120117はありません。)、今年(2017年)の最終レポート更新日を12月第5金曜日に当たる12/29(金)(no122917)とします。そのため、12月第1金曜日に当たる12/1はレポートを更新しません(no120117はありません)。

以上、ご理解のほどよろしくお願いします。


<PART I>

ナンバーオペレーションとの関係が見えそうで見えないちょっと興味深い内容の話をご紹介します。

前回はシュレディンガーの方程式を紹介しました。
これまでの内容を振り返ってみると、三角関数、フーリエの定理、線形、非線形、量子論といった数学や物理学の話が出てきました。

会員の皆さんから「ナンバーオペレーションの実践を学習するにあたって小学校レベルの算数の知識で十分だといった言ったじゃないですか!?」というお声が聞こえてきそうです。

ええ、その通りです。ナンバーオペレーションの多くは小学校の算数レベルでカバーできます。一方で、私は皆さんにナンバーオペレーションの背景に存在するものの凄さや思考の凄さを知り興味の範囲を広めかつ深めてほしいと願っています。それは長期的に本当に実践に役立つからです。

ナンバーオペレーションの成功の秘訣は長く根気強く継続することです。長く継続することは言葉で言うほど容易ではありません。広く深く学習することが求められます。

10年継続してもまだまだ興味が尽きることがありません。マトリックス1やマトリックス2に含まれた“数”にはまだまだ様々な発見があります。

私たちはナンバーオペレーションを通じて「宇宙」を相手にしています。
「宇宙」には大きく分けて2つの意味が含まれています。一つは”extraterrestrial”です。“extraterrestrial”は「地球外の」という意味です。もう一つは”space”の意味です。”space”とは空間という意味です。”space”は”extraterrestrial” (地球外)にも”terrestrial”(地球内)にも存在します。“extraterrestrial”にせよ、”terrestrial”にせよ、「宇宙」は自然を意味します。そのようなことから、自然科学は宇宙科学でもあるのです。

ここで皆さんに考えてほしいことがあります。
「自然」とは何でしょうか。
「自然」がナンバーオペレーションと関係しているのです。

ナンバーオペレーションは“相場”でないとこれまで再三繰り返し述べ解説してきました。
それは経済・経済や金融論と関係ないのです。経済・経済や金融論は人間の作った価値観や価値体系や制度に基づいています。それは“自然”ではないのです。一方、ナンバーオペレーションは人間の作った価値体系や制度とは本質的に関係のない“自然”と関わっています。

三角関数、フーリエの定理、線形、非線形、量子論といった数学や物理学の内容の話は特に高学歴の方々を惹きつける傾向にあるかもしれません。しかし、ナンバーオペレーションを学習しその技能を身につけ成功するのに学歴や経歴は関係ありません。三角関数、フーリエの定理、線形、非線形、量子論といった数学や物理学の内容は元来小学校に通う普通の子供でも理解できるはずのものです。これは決して乱暴ではありません。

余談ですが、「頭がいい」、「頭が悪い」という評価は人間が作った社会の価値体系や制度に基づいています。「頭がいい」を自然科学的に定義するなら私たちは皆同様に、学歴や学校での成績に関係なく、“頭がいい”高度に知的な生物です。

そこで、興味のある方々に、Brice Lipton著”The Biology of Belief”(日本語版は『思考のすごい力』というタイトルです。)、Michio Kaku著“The Future of The Mind”(著者のミチオ・カク氏は日系アメリカ人で理論物理学者です。『フューチャー・オブ・ザ・マインド』というタイトルの日本語版があります。)のご一読をお勧めしたいと思います。理論物理学者のミチオ・カク氏によれば、人間の脳の仕組みはPCと同じです。ここで皆さんに思い出して欲しいのですが、PCを動かすのはPC自身ではなく私たち人間であるということです。私たちの脳をPCに喩えるなら、PCである脳を動かしているのは脳自身ではないということになります。では、一体私たちの頭脳(PC)を動かしているのは何者でしょうか。

その答えは”The Biology of Belief”の中に書かれてあります。
私の手元に、偶然にも大学時代に使った生物学(Biology)の教科書があります。それは、Craig Heller、Gordon H. Orians、William K. Purvesなど多くの著者(生命科学者)によって執筆された“Life”というタイトルの著書で版を重ねて現在でも広く米国の大学で教科書として使われています。余談ついで加えて述べると、MIT(マサチューセッツ工科大)の電子工学専攻の学生も生物学が必須科目で”Life”が教科書として使用されています。日本の高校では生物学は実にとっつきにくく興味の持てそうにない科目だったかもしれません。

しかし、上記の著書を読むと、学校では教えてもらえなかった「頭がいい」とはどういうことかがわかります。私たちの頭脳を動かしているのは何者なのか、それが見えてきます。同時に、自分自身を含めた人間の可能性に自信が持てるようになるでしょう。”The Biology of Belief”の一読を勧めたいのはそのような理由からです。それは、ナンバーオペレーションの持つ無限の可能性につながっています。