no102617

発行日:2017年10月26日

<PART I>

“VXX-“に代表されるマイナスのハンドの実行を特に初めての方に体験・体感していただくために過去幾度か勧めたことがあります。「すべてがNになる原理」や価値が減少することで収益を得る仕組みを体験によっておぼえるのが目的です。「おぼえる」というのは感覚的に覚えるという意味です。

“VXX-“に代表されるハンド(単独のシンボルの価値に対するマイナスオペレーション)は制度上「株式のショート(”空売り“)」と同じ仕組みです。しかし、私はナンバーオペレーションにおいてそれを「ショート」と呼んでいません。そもそも、「売り・買い」という表現をしていません。「マイナスオペレーション」や「プラスオペレーション」という表現をしているのは言葉遊びをしているのではないのです。特別で重要な理由があるから”相場“を連想させる言葉や表現を避けています。

“VXX-“は表面上株式のショートに見えます。そして、実際のところ、ナンバーオペレーションでは制度上そのような機能を利用しています。しかし、ナンバーオペレーションの本質に照らして、それが本質的に「株式のショート」ではないことはこれまでの説明から理解していただけると思います。

ところで、私は、“VXX-“に代表されるハンド(単独のシンボルの価値に対するマイナスオペレーション)は、現在では初めての方にもまた経験を積まれた方にもお勧めしません。初めての方にもナンバーオペレーションが扱う「価値」(”数“)について理解し洗練性のあるハンドを組んで実行してほしいのです。

私に言わせれるなら、“VXX-“に代表されるハンド(単独のシンボルの価値に対するマイナスオペレーション)は洗練性のないハンドです。そのようなハンドは相場を連想させ易く、そして、そのようなハンドの実行者は”数“の変化に翻弄される危険性と隣り合わせの位置にいると言えます。

なぜそれが洗練性のないハンドなのでしょうか。
「単独のシンボルの価値に対するマイナスオペレーション」は表面の数しか見ない傾向になるからです。例えば、“VXX-100 @35.00”を実行した場合、35.00の価値を基準にこの数字の変化に振り回される恐れがあります。それで、ABCという銘柄の株式をショートしたのと感覚的には変わりません。そうであればナンバーオペレーションではありません。”VXX-“のようなマイナスオペレーションはABCという銘柄の株式をショートするようなものとは本質的に異なるのです。しかし、私たちの脳の認識システムはそのような区別ができるほど器用ではないようです。

では、”VIXY+/VXX-“はどうでしょうか?
相場の知識のある方はこのハンドについて”VXX-“に”VIXY+”のヘッジがついているだけで大した違いがないと思われるかもしれません。“大した違い”があるのです。
もっとも重要なことに、 ”VIXY+/VXX-“には「価値」の操作性が含まれています。

例えば、“VIXY+17 @29.00/VXX- 29 @35.00”のCV(価値)は“−522”です。このハンドはこの価値が増加することで収益が得られます。“VXX-”とは全く異なる見方になります。

さらに続きがあります。続きはログオン画面にてご覧ください。