no101617

発行日:2017年10月16日

<PART I>

レポートには数学や物理学の理論が含まれてそれだけで嫌になる方がいらっしゃるかもしれません。レポートに掲げたような数学や物理学を理解するのに大学教育は必要でありません。イメージをつかむだけで十分です。“イメージ”あるいは“イマジェリー”とは何か。これはナンバーオペレーションの実践を習得するのに必要かつ重要なことの一部です。

ナンバーオペレーションはオプションの数学的な理論や概念を利用して株式の形に変えた数値や価値を利用したものです。表面上は株式の取引と同じですが、本質的な意味でナンバーオペレーションのメカニズムは株式取引のそれではありません。。それは”相場”の世界の売り買いではないのです。だから、”ナンバーオペレーション”と呼んで扱っています。これまでいくとも繰り返し「投資」や「トレード」ではないと説明していました。ナンバーオペレーションを簡単に説明するなら、数学的な概念に基づき”数”からできた”マネー”を拾い上げる一連の技術と言えます。しかし、言葉で言うほど単純で浅いものではありません。

「投資」や「トレード」ではないと飽きるほどに再三述べてきたのは、ナンバーオペレーションを学び始めたばかりの人に対してだけではありません。すでに1年継続して十分な実績を上げナンバーオペレーションを理解し習得したと感じて自信を持っている方に対して向けた言葉でもあります。そのような方に対しては自信過剰になるのを戒めるために述べているのではありません。数値や価値を単に“トレード”しているだけであるにもかかわらず実績を積み上げたことでナンバーオペレーションを習得したと勘違いしている恐れがあるからです。それは表面上見えません。それは本人がどのようなイメージやイマジェリーを持っているかによります。ナンバーオペレーションを実践していると勘違いして“トレード”(”スペキュレーション”)をしていると大きなトラップ(罠)とピットフォール(落とし穴)に陥るときが訪れます。その違いはとても大きいのです。

例えば、VXXやVXZのオペレーションを実行するのにそれらの株価チャートを見られる方が皆さんの中にいらっしゃるかもしれません。そのような方には失礼な言い方になってしまいますが、お許しください。そのような方はわかっていないのです。ナンバーオペレーションにおいて数値や価値が何を意味するかがまるで見えていないのです。株価チャート見るのは全く無意味で、数値や価値の意味がわかると株価チャートを見るのは笑えるほどにおかしいと気づくと思います。私が掲載するグラフは株価チャートのような目的を持っていません。数学や理科で用いられるグラフと同じです。グラフは図形の一種です。

数学や物理学の理論は理解されなくとも、イメージはつかめると思います。
図形(三角形)、三角関数、フーリエ解析、円運動、サインカーブ(正弦曲線)、リニア(線形)、ノンリニア(非線形)といった数学や物理学で使われる言葉を使うことで皆さんの多くの方々に混乱を与えるつもりはありません。むしろ、逆です。相場から離れた別の世界のイメージを持ちそれをより強く意識してほしいのです。数学や物理学の教科書を手にしてあらためて学習する必要はありません。

やや高度なことに触れると、ノンリニア(非線形)を細かくアベレージングしていていくのは数学の微分にあたります。収益が積分に相当します。ナンバーオペレーションはそのような微分と積分の関係にあります。“微分”は英語の”differential” の訳語です。いい訳語だと思います。

「微」には以下の意味があります:
1.ごく小さい。「微に入り細に入る」(非常にこまかい点まで及ぶ)
2. ごくわずか。かすかである。かすかに。
「微量・微妙・微動・微光・微温・微恙(びよう)・微笑(びしょう)(みしょう)・微醺(びくん)・微罪・微 風・機微・隠微・微微」

下のグラフ(イメージ)はこれまで幾度か掲げました。
それは私の単なる数学的な趣味ではありません。意味があって掲げてきました。

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